010Daily

横綱ビボンの関

*
ビボンさんは、甘ったれなのか、意思を貫き通すのが上手いのかよく分からん。
とにかく、私のいる場所=「1番暖かい場所」と理解しているらしい。
コタツでぬくぬくしていたbubu。夕飯を食い終えたビボンさんがフラフラとやってきて、肩肘ついて横たわっていたbubuにビッタリ寄り添い寝始めた。ここまでは「可愛いのぉ」で済む話。でも、ここで済まないのがbubuんち。
睡眠途中で寝返りを打つビボンさん。ただ単に方向転換する訳ではない。横になってテレビを見ているbubuの腹に思いっきりドン!!と寄り添うのである。密着の域を超えて「超スペシャル密着」なのである。そりゃー私は苦しい・・ゆえに微妙に距離を置いて移動するのだが、そうするとまたまた腹にドン!!とくっ付いてくるのだ。お陰で、4方あるコタツの1画で私は隅から隅に追いやられるというわけ。そのうちコタツの足とビボンの体にサンドイッチされて私は身動き不能になる・・。
布団においても、同じことがいえる。夜寝る時はbubuが真ん中で寝てて、ビボンは端っこで一緒の布団をかけながら眠りにつくのである。朝起きると、私は布団からはみ出てて、布団もろくにかかってない状態。ビボンは・・というと、私の枕を自分の物とし、ノォノォとど真ん中で布団かけて寝てるんだから、やってらんない(笑)無論、犬の方が体温が高い為、私はビボン湯たんぽが暑くなって勝手に布団を蹴飛ばしているのかもしれないが、だったらビボンだって暑いと思っても可笑しくないはずなのに・・一体どういうことよ?!
こうして、横綱ビボンの関の「押し切り・寄り切り」によって、私のポジションが侵略される日は続くのである。