心を写すもの
今日はbubuの話。我が家に来た人は見たことがあるだろうが、この水差し?!私の中では大事なものだったりする。器が高価な訳でもなく、思い出深い品な訳でもない。いつぞかの七夕にとっくんが買って来たミニ竹を何の気なしに水に浸しておいたら葉っぱが出てきたから、見栄えがいいようにこうして器にビー玉を入れて、周りに観葉植物の葉っぱを入れたりしたもの。
これが、いつから私の中で大事なものになったかは全く記憶にない。
どうして「大事か」と言うと、私の心のバロメーターだからだ。、我が家には、大小含め何本かの観葉植物があるが、それは存在感あるものなので精神的・肉体的に参っている時、忙しい時でも「あ・・・水あげなくちゃ」って気付けるが、この小さい観賞用水差しは心の余裕がない時には目に入らなかったりする。
悩んだり、落ち込んだり、考えすぎたり、自分でも自分がよく分からなくなる時は決まってこの水差しが濁り、水がカラカラになっている。私は、気持の切り替えが瞬時に出来る人間ではない証拠なのだ。
だから、いつからかこの水差し=私の心を写すものと思うようになった。不思議なもので、この水差しをキレイに&器いっぱいに水を満たす事で、私の心も綺麗に掃除され、車で言えばガソリン満タンという感覚になる。フゥ~~っと深くゆっくり呼吸できるようになる。
今は意識的に、何かに躓いた時、心に引っかかることがあった時はこの水差しの掃除をするよう心掛けている。濁る前に・・・・水不足になる前に・・・・自分自身をしっかり持てるようにと。