010Daily

静かなる要求

ビボンサンの「要求」法にはいくつかのバージョンがある。
1.「お手」を使って自らの要求を示す方法
2.頭をグリグリ押し付けてきて要求を示す方法
3.ケツを差し出し要求を示す方法
4.こちらを凝視し続ける方法 などなど。よくよく考えてみると結構な手段があるようだ。
だが、これらはどこからどう見てもあからさまに「私・・・要求しています」という態度。
しかし、私は昨日気付いてしまった。彼女には「静かなる要求」という新しい手段があることを。
それは、ビボンサンの夕飯直後のこと。ご飯の後は、ヨーグルトでしめるビボン食事。だが、昨日はヨーグルト切れだったので、肉を食べ終えた後そのまま器を流しに持っていってしまった。
すると、案の定ビボンサン・・・私に背を向け、ジーーーーっと冷蔵庫を見つめている。
そう。「冷蔵庫の扉よ 開け!! ヨーグルトカモーーン!」を訴える態度だ。しかし、ないものはないのだ。諦めてくれよ・・・・と心の中で訴えるbubu。
しかし、食に対しては相当強情なビボンサン。そう安々と諦めるはずがない。一進一退の攻防が続く・・・(笑) そして、私は見てはいけないものを見てしまったのだ。
ずっと不動のビボンの背中を見つめつつ、ふと窓に目をやると・・・・

窓越しにビボンと目が合うじゃねぇーーーかっ!そうなのよ・・・・。ビボンサンあからさまにこっちを見るわけでもなく、窓に反射した私が視界ギリギリに入る目ポジションで私の行動をチェックしているのだ!
ふぅぅぅ・・・油断も隙もありゃしない(-_-;) 「お天道様は見ている」ならぬ「ビボンサンは見ている」だな。