040events

サプライズ帰省

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火・水と突然bubuの実家に帰省。と言うのも、母・妙ちゃんへのドッキリ大作戦決行だったのである(笑)私たち(妹トモチャンも)が帰省するのを知らないのは母だけ。父も兄もグルなのだ。実は、3月いっぱいで母が定年退職を迎え、「お疲れ様・ありがとう」の気持ちを伝えるために、私たち兄弟でお金を集め、ダイアモンドのネックレスを買ったのだ。もちろん、小さいダイアモンドしか買えなかったが、兄弟たちの感謝の気持ちはいっぱいいっぱい詰まってるのだ。(予算オーバーした分は、とっくんが出してくれた^^)
ネックレスのプレゼントは兄弟全員揃った時に一緒に渡したかったので、兄が帰宅してからというプラン。昼間実家に着いた時、手ぶらで「ただいま~♪」ってのも何だから・・花束を買い、家のピンポンを鳴らす。出てきた母は、「ど・・どうしたの???」と(笑)
「お仕事ご苦労様!退職祝いに駆けつけたよーー!」と花束を渡す。「ありがとう」という言葉が返ってくると思いつつ、
「あんたたち、仕事どうしたのっ??」と妙に冷静な返事が返ってきてちょっと笑えた(笑)私と妹に「最初の言葉はありがとう!じゃないのけ~~??」なんて突っ込まれて(笑)

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こうして、兄・フミタンが帰ってくるまでの間、いつものように楽しい時間を過ごす。
ちょっと話はずれるが、とっくんの首には変な形のイボがある(笑) 帰省前夜我が家に泊まったともちゃんと、そのイボ談義で盛り上がっていた。
実家に帰ってからも、この「イボ談義」で盛り上がる姉妹。
「お父さんもちょっと見てみーーー! おもろいイボなんだからーーーっ!!」と、テンションが高い私たちに父は「お前たち、いい加減にしろ~とっくんが可哀想だっぺ~」と、とっくんをかばう。
自分で言うのもあれだけど・・・私と妹が揃うとそのマシンガントークは誰にも止められないのだ(笑) そんな姉妹の格好のネタとなるとっくん・・・・そんなとっくんを父は要所要所でかばってあげるのだ。
しかし、帰省する回数が増えるたび、父の「とっくんに救いの手を差し伸べる」回数が減ってきたように思える(笑)どうやら、私たち3人のやり取りにドップリ慣れてきたようだ(爆)
最初は、イボ披露を嫌がるとっくんをかばっていた父だったが、最終的にはイボ見学してた(笑)
途中から、部屋に入ってきた母に至っては、とっくんの襟をガバッとおろしイボ見学した(笑)
色んな意味でとっくんは可愛がられているのだヽ(‘∀`;)ノ
さて、夜になって兄・フミタンが帰宅。そろそろサプライズのクライマックスだ。フミタンにプレゼントを託し、母に渡してもらった。みんなで「お疲れ様!」 中身を見て母は「あんたたち・・お金ないのに・・・」と言った後、顔を覆った。母が泣いた・・・。私の覚えてる限りの記憶では、悲しい事以外の出来事で母の涙を見るのは初めてだった。嬉しい事があっても、いつも照れ隠ししてしまう母。そんな母が声も出さず、泣いた。しばらくして顔を上げた母の目は真っ赤に腫れ・・「ありがとう」って言ってくれた。
私は、この日の光景を一生忘れる事はないだろう。
翌朝、母の首にはネックレスが光っていた。お母さん・・・ありがとう。