ヴィーヴルへ
今日午前中にお花屋さんに行ってきて、ヴィーヴルが息を引き取ったかかりつけの病院に置かせて貰うアレンジ花とお墓にお供えする花を作ってもらいました。日付でいう命日とは明日27日なんだけど、亡くなったのは26日の夜12時を過ぎてからです。最初にパパとどっちを命日にしようか・・・と相談したことがあります。でも、日付通りに27日にってことになったんです。
去年は27日に病院へ花束を持っていたんだけど、今年は今日持って行ってあげました。2年前の今日、この時間まだあの子は病気と闘っていました。
でもちゃんと・・ちゃんと生きていました。苦しくとも必死で生きようと頑張っていました。
あの子への思いは今でも消える事はありません。あの子の存在があったからビボンと出会うことが出来たけど、だからといってあの子の死が嬉しいわけでも、ありがたいわけでもない。やっぱり、寂しい・・・・。
この前パパに聞いたの「幼くして亡くなったワンちゃんは虹の上に行っても、小さいままなのかな?」って。
そしたらパパが「人間はどんなに幼くても老いても・・天国の上ではみんな20歳になるんだって聞いたことがある」と。
もし人間もワンちゃんも一緒なら、きっとヴィーヴルは今頃ビボンと同じ年齢なんだろうな。ビボンぐらい立派になったんだろうな。そんなヴィーヴルを・・・見たかったな。ヴィーヴルの成長をこの目でしっかり見てあげたかった・・・。
そしてビボンを撫でてビボンに語るように、あの子にたくさんのこと語って、撫でて、色んな所連れて行ってあげたかった。生前のヴィーヴルは、親元と我が家とそして病院しか見ることが出来なかったんだから・・。
これは飼い主のエゴかもしれないけど、ビボンと一緒に、ビボンを通してヴィーヴルも生きて欲しい・・そんな願いでいっぱいだけど、
でもどうなんだろう・・。ヴィーヴルはそれを望んでくれているのかな・・それとも「新しい命」として、新しい温かい家族の元に行きたいって思っているのかな?
私は、ヴィーヴルが望むように、今度こそ幸せに長生きしてくれればそれでいい。
ヴィーヴルは自分の命の短さを知っていて、私達の所に来てくれたんだとしても今でも思うのは、「こんな辛い思いをさせるのなら、大好きなお母さん・お父さん・兄弟」の元で時間を過ごした方が、あの子は嬉しかったんじゃないかな・・そう思う時もある。
本当にちょっとしか一緒にいることが出来なかったけど、あの子は私達を「ママ・パパ」って分かってくれたのかな・・・。ちゃんと覚えてくれたのかな・・・。私達はずっとずっとあなたを自分の大事な子供だって思っているからね。
ヴィーヴル、ヴィーヴルはとっても優しい子だよ。だって・・ウィルスも全部天国に持って行ってくれたんだもん。ビボンが家に来る時に、まだウィルスが潜んでいる可能性あったけど、感染することもなくスクスクと元気に育ってくれた。優しいおねぇちゃん、今でもあなたを思うと涙が止まらないけれど、あなたのことずっとずっと愛しているからね。。
パパとビボンの分もありがとう・・・そう伝えたい。
ねぇ、覚えてる?ヴィーちゃんを空港まで迎えに行って、帰り道あなたは助手席に座った私の首に巻きついてきたんだよ。車が怖かったんだと思うけど、あなたと私達夫婦が出会いこれからの楽しい生活を夢見て、心膨らませた空間・・・。今日ママはここにお花をたーくさん載せて、ドライブしたんだ。一緒に景色見てくれたかな・・。
今日パパが仕事抜け出せたら一緒にお墓参りに行くからね・・。今日がダメなら明日行くから・・待っていてね・・。