010Daily

昔のおもひで

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今は自他共に認める愛犬家の私。”犬好き”のきっかけは、近所のシロという大きなワンコの存在。そして、父親譲りである。
だが、犬が好きというよりは、シロが好きというだけで、他のワンコは怖くて触れもしなければ、近づくことさえ出来なかったのだ。
さて、物心ついた小学生の時。近所でも有名な「怖い犬」の側を、私の兄・近所のガキンチョと通った時の事だ。
鎖が外れてる・・・・真っ先に気付いたガキンチョ達が猛ダッシュ!!! 続いて私の兄も猛ダッシュ! このメンバーで女子は私だけ・・そして一番年下。私が気付いた頃には、兄・ガキンチョは遥か遠くまで逃げていた。
「ギャァァぁーー!」と鼻水垂らしながら(記憶にはないが、絶対にチビッていたと思う・・爆)必死に逃げ惑う私。ケツすれすれで、追いかける犬・・・
多分あの時の私の走りは、カールルイスぐらいのタイムを出していたであろう(笑)
結局、400mぐらい走ったところで、飼い主さんがワンコの脱走に気付き、呼び戻しに来てくれたので助かった。この時思った。「兄とガキンチョは悪魔だ」と(ーー;)
それから数年後。恋盛んな小学校高学年の時。当時好きだった人の隣の家が、私の友人宅であった。友達と一緒にその友人宅に遊びにいったのだ。またまたその家でも犬を飼っていて・・・すげぇ吠えるし、威嚇するし「かなり怖い・苦手な犬」だったのだ。
一緒に遊びにいった友達A子は、私に引けをとらない犬嫌い(爆)
そのA子は気付いた
「鎖が外れてる・・・」と。
振り返ったときには、A子は門扉を閉め、脱出済み。私は閉じ込められたのだ(ーー;)
またしても、鼻水垂らしながら・チビリながら友人宅の庭を逃げ惑う私・・・・。
思いっきりケツを噛まれた
そして・・・翌日学校に行ったとき、好きだった人に言われた
「お前、ケツ噛まれたんだろ?」と・・・・。
あの赤っ恥な気持ちは一生忘れることはない。
そして、A子を呪った(爆)
こんなに色々怖い・恥ずかしい思いをしたら、犬嫌いになっても可笑しくないのだが、今はこんなに犬好き。
世の中不思議なものであります(笑)